ブログ引越ししました。

 いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
この度ブログ引越しの為、診療日誌の過去記事をまとめて記載しました。


診療日誌−過去記事5

 
謹賀新年
2010年明けましておめでとうございます

昨年は“新”の一字に象徴されるごとく、日本中が新しい変革に多いに期待をかけました。
長い時間をかけて作られ、貯まった“滓”はすぐに一掃することは困難なことでしょう。
じっくり時間をかけて、私たち一人ひとりが幸せを実感できるような国になることを祈ります。

さて、とうぎ皮膚科クリニックは今年、開院24年目を迎えます。
今まで通り、いえ今まで以上に患者様の立場に立った皮膚科診療を心がけていきたいとスタッフ一同思いを新たにしております。
よろしくお願いいたします。
# by tohgihifuka | 2010-01-03 12:25 | 診療日誌

タバコと皮膚の老化、トラブルについて
喫煙者にキレイなお肌の人はいない!

日本たばこ産業株式会社の調査によりますと、日本において喫煙者数は成人男性では年々減少していることに反して女性では微増しているといいます。
実際、当院を受診される女性患者さん、特にニキビ患者さんへの問診表に喫煙の有無を問う項目があるのですが、ニキビ患者さんの約5人に1人が喫煙者という事実に驚かされます!
私は嗅覚にはことのほか自信がありまして、問診表を見なくても診察室に入られたと同時に喫煙者かどうかすぐにわかります。さらに診察を続けるうちに肌の色調、つや、張り、唇や歯ぐきの色の黒ずみなどで確診出来ます。
タバコに含有されるニコチンの毛細血管収縮作用、それに伴う血液循環への悪影響や、一酸化炭素の酸素供給に及ぼす悪影響が知られておりますが、分りやすく言えば喫煙により肌の乾燥、皮膚の老化、目じりのしわの増加、ビタミンCの破壊によりシミ、ソバカスの増加が起こります。
ニキビやお肌のトラブルを持つ患者様は自分の肌のことを切々と訴えられますが、タバコ喫煙を指摘してもすぐにやめます!と答えられるかたはほとんどおられないのは残念です。喫煙の目的はそのほとんどがストレス発散のようですが、実はそのストレスの原因になっている肌のトラブルを本当に治したいと思っているのですか、と私は診療中によく尋ねます。
処方されたビタミンCをせっせと飲んでもタバコ1本吸うとそのほとんどが破壊されるんですよ、と説明しております。
さあ、タバコを吸っている方、キレイなお肌を目指してすぐにタバコをやめてください!
# by tohgihifuka | 2009-11-03 19:20 | 診療日誌

水虫治療
# by tohgihifuka | 2009-06-12 15:32 | 診療日誌

水虫の季節、到来!
いよいよ入梅しましたね。
うっとうしいこの季節、本格的な水虫の季節となりました。
当院でも“水虫”を訴えて受診される患者様が増えてきたようです。
ある統計によれば日本人の五人に一人は水虫持ちとか!!
きちんと治療してほしいのですが、
自己診断のうえ、市販の水虫薬を使用してもいっこうに治らないから、とか、かぶれてよけいにひどくなってきたということで受診をされる患者様が毎年あとを絶ちません。
そこで、毎年のことながら、足にかゆい皮膚症状が出たからといって、
即薬局に走り、水虫薬を塗らないでください!
最寄の皮膚科に面倒でも受診をし、水虫の原因菌である白癬菌の顕微鏡検査を受けてください!
と言っているのですが・・・
水虫は顕微鏡検査をして白癬菌の確認をすることではじめて診断がつきます。
病院に行くのが億劫でも、結局は水虫完治への近道になることを是非皆様に一皮膚科医として訴えたいと思います。
# by tohgihifuka | 2009-06-10 11:32 | 診療日誌

謹賀新年
新年明けましておめでとうございます
2009年の幕開け、皆様いかがお迎えでしょうか。
昨年は世界中を揺るがせた経済不況、そのあおりを受けた日本経済の低迷、短期、不完全燃焼のまま次々と交代する政権、理不尽な殺傷事件の続出など暗いニュースに明け暮れた一年でした。
今年こそは、明るいニュースが多いことを願わずにはおれません。
皆様一人ひとりが、健康で、地域や家族から大切にされ、希望をもって生きてゆける社会となるよう、一皮膚科医として微力ながら努力してゆこうと思っております。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
# by tohgihifuka | 2009-01-03 14:14 | 診療日誌

ホームページのリニューアル
ホームページを開設して3年が経過しました!
皆様のアクセスに感謝いたします。
もっとこまめにブログの更新をしなくては、と反省しております。
このたび治療内容など更新し、リニューアルいたしましたのでご報告いたします。
今後とも皆様の役にたつ情報発信を心がけたいと思っております。
# by tohgihifuka | 2008-11-30 22:06 | 診療日誌
新しいにきび外用薬の登場!
すっかり秋めいてきましたね。
皆さんのお肌の調子は只今如何ですか?
夏の間の汗や紫外線によるトラブルが今頃になって出たり、ここのところの急な乾燥からくるトラブルを訴える患者様が増えています。
一年を通じてニキビの患者さんは多いのですが、特に乾燥するこの季節にニキビが増えるという患者さんが多くなります。
当院でのニキビ治療は1)食事、睡眠、ストレス発散などの生活全般のみなおし 2)適切な洗顔法の説明と指導3)適切な化粧品の紹介と使い方の指導 4)外用薬治療 5)内服治療 6)面疱圧出 7)ケミカルピーリング 8)イオン導入 9)レーザー治療などを行っておりますが、今月21日に待望のレチノイド外用薬のひとつであるアダパレンという塗り薬が日本で初めて発売となります。アダパレンは合成されたナフトエ酸誘導体でレチノイド様作用を有し、俗に白ニキビといわれる軽症の面疱、さらに赤みを帯びた炎症を伴うニキビにも有効とされてます。
今までは、白ニキビに対しては面疱圧出と言って特殊な器具でひとつひとつ潰すか、ケミカルピーリングしか有効な治療法がなかったのですが、アダパレンの角化調節作用、面疱形成抑制作用はおおいに期待するところです。
しかし、予想される皮膚乾燥や刺激症状などの副作用は40%近い高率で発現するためその対応をきちんとしていかなくてはいけないでしょう。
ニキビで悩んでいる方はこの際是非ご相談ください。
# by tohgihifuka | 2008-10-12 15:19 | 診療日誌

美容皮膚科学会(大阪)に参加しました
去る8月31日(日)、大阪で開催された日本美容皮膚科学会に参加してきました。
美容に対する社会の関心はますます高まり、私たち皮膚科医も社会のニーズに応える努力が必要となってきました。
今回のハイライトはやはりアンチエイジング、美白、ニキビ治療でした。
美容に関する治療法はまさに日進月歩の感があります。
学会に参加するたび次々と開発される多種多様な機器、技術、製剤のなかから少しでも患者様に還元できるものがあればと思っております。
今年の10月ごろにはニキビの新しい外用薬(アダパレン)が発売されます。
これは皮膚の新陳代謝を早め、毛包上皮細胞の分化を抑制することでいままで治りにくかった白ニキビ治療に効果を発揮します。期待できる薬ですが使用後の乾燥対策も必要となってきます。
今や顔の悩みベスト5となっている、シミ、しわ、たるみ、乾燥、くすみをいかに克服していくかが私ども皮膚科医の大きな課題となっておりますが、目に見える効果にばかり目を奪われないで、しっかりとした学問としての確立と手技の習熟が求められているということを再認識して帰りました。
# by tohgihifuka | 2008-09-05 23:03 | 診療日誌

残暑お見舞い申し上げます
立秋が過ぎたとはいうものの、まだまだ猛暑が続いておりますね。
年々温暖化の影響からか、夏場に増える皮膚病の種類が微妙に違ってきているような印象を受けます。以前から夏になると、水虫、とびひ、あせもが3大皮膚病で皮膚科医はこれらの皮膚病をかたっぱしから診断し治療することに追われておりました。
今年は梅雨明けが遅く、気温の高い日が連日のように続き、梅雨が明けてもいきなりの大雨が降ったりで非常に湿度の高い日が続いております。
そのためか例年よりも虫による皮膚病が多いように思います。
6月終わりごろから、チャドクガの幼虫の大発生で毛虫皮膚炎、さらにアオバアリガタハネカクシという体調6〜7mmの虫による線状皮膚炎の患者様が多く見られました。線状皮膚炎というのは虫に刺されるのではなく体に虫が近づいてきた時手で振り払った拍子に虫体が潰れて体液が皮膚に付着し、強い痛みとともにヤケドのような赤い腫れと水ぶくれを起こしてくるものですが、今年は例年に無く被害者が多かったですね。
さらに湿度が高いためか家ダニの被害も例年より早く始まっております。
たくさんの家族がいても、ダニによる皮膚炎の症状が出る人は限られているということはよくあります。患者様はとても不思議らしいのですがそれまでにダニに刺されてきたことの頻度や免疫に関係がありそうです。
生活環境の変化で、共働きの家庭も多く、朝閉め切って外出し、夕方遅く初めてお部屋に風を入れるというのがダニにとっては絶好の繁殖条件になるのでしょう。
小さな子供さんがいる家庭は安易に殺虫剤は使わないで、お掃除、部屋や寝具の乾燥に努める様に勧めております。
# by tohgihifuka | 2008-08-10 15:30 | 診療日誌

診療日誌−過去記事4

 
「皮膚の日」
来る11月12日は何の日かご存知ですか?
“いいひふ”の語呂あわせから、皮膚の日とし私ども臨床皮膚科医は皆さんの健やかな皮膚を願って、市民の皆様に啓蒙する日としております。
各地で皮膚に関する市民講座や無料相談など多彩な行事が開催されます。
当院では残念ながら格別な企画はありませんが、いつでも皮膚全般についてのご相談を受け付けております。

ところで「いいひふ」ってどんな皮膚?
1)表面がなめらかで、つるつるしていること。さらにうるおいがあること。
2)触れたとき、柔らかでしなやかな感じがすること。
3)血液循環がよく、血色の良いこと。生き生きとはちきれそうな健康美が感じられること。
ですね。
つまり赤ちゃんの肌を連想するのですが、悲しいことに私たちは年齢を重ねるとともに日光や種々の刺激を受け、皮膚の老化が否応なく進みます。
この老化現象を出来るだけ最小限にとどめ皮膚の若返りを図るというのがアンチエイジングの考えです。
最近では多くの情報が氾濫しておりますが、私たち皮膚科医は正しい情報を患者様に提供し、共有することを使命と考えております。

11月12日「皮膚の日」をご自分の皮膚点検の日と位置づけ、不安なことがありましたらお近くの皮膚科の医師にどうぞご相談ください。
# by tohgihifuka | 2007-11-06 13:27 | 診療日誌

今年もダニの大発生!
猛暑の続いた今年の夏も、お盆前ごろからダニ刺されの患者様が急増!
患者様にダニによるものですよと診断すると皆さんすぐには信じがたいようで、いつも清潔に掃除しているんですけど、と言われます。
ダニは湿度が70%で大繁殖するといわれておりますが、今夏は湿度80%以上、気温30℃以上の日が連日続きましたのでまさにダニ天国!
家ダニにはアトピーや喘息、鼻炎などのアレルギーを引き起こすコナヒョウヒダニやヤケヒョウヒダニ、チリダニと人を刺すツメダニがあります。ツメダニはチリダニ類やコナダニ類を捕食しています。これらのダニが多いとツメダニが繁殖します。ツメダニはチリダニやコナダニを捕えるための大きな爪を持っており、人の皮膚を刺します。 吸血されることはありませんが、刺されると6〜12時間で赤色丘疹がでてかゆみを覚えます。ダニに刺された皮膚反応には個人差があり、家族のなかでもたった一人が被害者ということも珍しくありません。
一旦痒みが治まった様でもまた痒みがぶり返すこともよくあります。
生息場所は畳、布団ですが掃除、布団干しではなかなか退治できない厄介なものです。ツメダニを予防するにはチリダニやコナダニを発生させない事が大事です。
家族に赤ちゃんや小児がいない家庭のみ止む終えず殺虫剤の使用を勧める事はありますが、基本的には畳を上げて乾燥させ、こまめに掃除機をかけるように指導しております。
ツメダニはチリダニやコナダニが大量に発生しないと生活できませんですから季節外れには繁殖は難しいと考えられます。毎年のことながら湿度、温度が下がることが一番効果があるようです。
# by tohgihifuka | 2007-08-29 23:03 | 診療日誌

とびひ、オンパレード!
暑中お見舞い申し上げます。

梅雨明けした先週ごろより急に蒸し暑くなったためかここのところ連日“とびひ”患者さんのオンパレードです。
とびひはその名の通り、水疱が破れてその滲出液がつぎつぎと飛んで接触することにより感染が一気に拡大する小児の夏季の代表的な皮膚病です。
昨夜までは小さかった水疱が一夜明ければ一気に拡がっていることもしばしばです。
原因は黄色ブドウ球菌という細菌から産生される表皮剥脱毒素により水疱が生じることによりますが、なかには水疱にはあまりならず紅斑やかさぶたをつくるとびひがあり、原因はA群β溶血性連鎖球菌といわれる細菌です。
どちらもセフェム系の抗生物質の内服と抗生物質含有軟膏の外用で3〜4日で軽快しますが、虫刺されや湿疹のうえに発症したとびひは炎症を抑えるステロイド含有軟膏を加えることにより治りが早くなります。
お母さん方の中には、大したことがないため塗り薬だけで様子を見ていて急に拡大して慌てて受診される方がありますが、とびひの場合は早い時期から内服薬が必要です。
保育園など集団生活をしている子供さんは治るまでプール遊びは出来ません。
皮疹の拡大を防ぐため、患部はガーゼで被うほうがいいでしょう。
湯船につかるよりはシャワーで上から下に洗い流すのが患部の清潔と拡散予防のために望ましいです。
タオルなどは患者専用とします。
内服がなくなってもまだ赤みがあったり、じくじくしていたら皮膚科医の指示を再度仰いでください。
今年は今のところMRSAという抗生物質の効きにくいブドウ球菌によるとびひはまだ蔓延していないようです。

# by tohgihifuka | 2007-07-30 23:00 | 診療日誌

フットケアの重要性ーその1
夏が近づき、足に関するトラブルを多く診察するようになりました。
水虫、爪水虫、鶏眼(魚の目)、胼胝腫(たこ)、イボ、陥入爪、爪周りの感染、汗からくる湿疹、かぶれなどなど。
水虫や爪白癬は最近マスコミの啓蒙から自発的、早期に治療をする患者様が増えてきて良い傾向だと思われます。
ただ自己診断で水虫外用薬を使い、ひどいかぶれを起こしてから皮膚科の門を叩くケースが未だに多く、いつも患者さんに申し上げていることですが何もしないでまずは皮膚科に受診されることを切にお勧めいたします。
薬局で水虫薬を求めれば手っ取り早いとお考えでしょうが、ひとたびかぶれを起こしますと治るのにかなりの時間を要し、その後にもともと水虫であったかどうかの検査となりますので結局はえらく遠回りをすることになります。時間節約のためにも皮膚科専門医を受診してください。
さらに足の診察の時、年配の方はもちろん、若い女性の方でも意外と足のケアは怠っておられる患者さんが多いのに驚かされます。
お顔はていねいにメイクをしておられるのに、足の裏を拝見すると、ほとんど手をかけず角化がひどくてガサガサ、ごわごわ。
このような患者様に、当院では原因別皮膚科治療およびスタッフによる丁寧な角質除去や日常のフットケアの仕方をフットケア用品の見本を実際にお見せしながら説明しております。
次回も私ども皮膚科医ができるフットケアの実践についてお話いたします。
# by tohgihifuka | 2007-06-10 23:32 | 診療日誌
少し広く、少し明るく!
当院はGWに院内の一部改築を行いました。
4月29日より8連休となり、患者様にはたいへんご迷惑をおかけいたしました。
ケミカルピーリングやイオン導入、レーザー治療のための専用ベット、洗面台も入れましたので
今までよりも快適に、待ち時間も少なく施術させていただくことができるようになりました。
また、一般診療も5つのブースで診察可能となりましたので、診療の流れもスムースとなり、待ち時間短縮に繋がればと思っております。
待つ身の辛さをよく分ってはおりますが、丁寧な診察と説明をモットーとしておりますのでご理解くださいませ。
# by tohgihifuka | 2007-05-15 23:23 | 診療日誌

春の訪れ
今日から三月!
暖冬だった今年の冬は自然界さらには人間の体にさまざまな悪影響を残すことになるでしょう。気象の異変に恐怖を感じます。
立春を過ぎた頃から少しずつ春の訪れを感じておりましたが今日から弥生三月、本格的な春の到来です!
暖かかったせいか今年は昨年に比べると“しもやけ”の患者様がぐんと少なかったですね。
多かったのは“肌の乾燥”から来るトラブル、特に成人女性のお顔の乾燥、つっぱり、ほてり、ピリピリ感という症状を訴える患者様が目立ちました。
それらの症状は何ら特別な誘因、たとえば化粧品を変えたとか温泉に行ったとか、日ごろのケアーを怠ったとかいうはっきりとした原因が思い当たらないのにある日、ある朝突然に顔面全体が紅潮しかさかさでつっぱるという症状が出現します。
原因としては、暖冬とはいえ一日中暖房のきいた室内で過ごし、皮膚表面から毎日水分が蒸散し角質層の保湿力が急激に落ちたためと思われます。
さらに平常と同じようなスキンケアーで化粧落としから洗顔までコットンや手で擦るという摩擦を容赦なく続けたためますます細胞間の水分が失われ、ある日突然発症すると考えられます。
春は外気がかなり乾燥しさらに日差しが強くなります。
暖房を入れすぎない、擦らない、充分な保湿、この3点を守ってしっとり、プリプリしたお肌で心弾む春を楽しみましょう。
# by tohgihifuka | 2007-03-01 11:18 | 診療日誌

謹賀新年
新年明けましておめでとうございます

皆様穏やかな良い歳をお迎えになったことと思います。

昨年は日本中が天災、人災、良くないこと尽くめでしたが今年こそは明るい出来事が続くことを祈らずにはおれません。

私は・・・大晦日の初詣、夜道で思わぬアクシデント!
ちょっとした気の緩みから左足首を捻挫してしまいせっかくのお正月、意気消沈しております。

が、なんでもプラスに転換できる楽天的な特技を大いに生かし、本年もスタッフ一同親切、丁寧、確実を診療目標にがんばりたいと思っております。
よろしくお願いいたします。
# by tohgihifuka | 2007-01-02 15:31 | 診療日誌
ホームページ開設一周年
昨年12月にクリニックのホームページを開設して早くも一年が経過いたしました。
この一年、多くの方にアクセスしていただき心から感謝申し上げます。
日常診療の中でホームページを見ましたとか、見て来ましたと患者様に言われますと本当に励みとなります。
できるだけわかりやすく、興味深く、また最新の内容のブログをと心がけましたがなにぶんにも投稿回数が少なく反省しております。
来年はより内容の充実したものとなりますよう努力いたします。

今年はおかげさまでクリニック開院20周年を迎えました。
新しい年に向け、気持ちを一新しスタッフとともに初心に返り、患者様の立場に立った皮膚科診療を続けていく所存でおりますので何卒よろしくお願いいたします。
# by tohgihifuka | 2006-12-24 21:34 | 診療日誌

学会で得たもの
11月11,12日に日本皮膚科学会西部支部大会(佐賀)に参加してまいりました。
一人開業しているとどうしても自分の限られた知識や技量にのみ頼りがちですが、大きな学会に参加するといろんな意味で勉強、刺激になります。
まずは最先端の皮膚科に関連した研究の講演、さらには日本の抱えている医療保険の問題、実際的な診療技術のノウハウを居ながらにして学べるわけです。
文化講演もあり開催地佐賀と幕末維新のテーマで、日本史に興味のある先生方にはとても評判が良かったようです。
各皮膚科領域の症例報告、ポスター展示もあり意欲さえあれば勉強の宝庫とも言えるものです。
今回の学会では事前にインターネットでも見ることができたのですが、会場に30台の顕微鏡が用意され皮膚病理専門の先生から出題された組織標本28例を自己研修し診断をつけ、最終日に出題者から説明と解答がなされました。
また会場には企業展示のコーナーもあり、薬剤、化粧品、レーザー機械などを実際に目で見て触れて説明を受けることが出来ました。
学会参加は診療をお休みし患者様にご迷惑をおかけする面もありますが、
明日からの診療に即役立つもの、将来的に大きな意味で患者さんに還元できる情報をしっかり吸収して帰りたいと思っておりますのでご理解ください。

# by tohgihifuka | 2006-11-13 21:54 | 診療日誌

皮膚の保湿
一日一日と秋が深まってきましたね。
9月終わりごろから急に皮膚の乾燥によるトラブルを訴える患者さんが多くなりました。

私たちの体の水分量は体重の60〜75%といわれております。
この量は加齢とともに減少します。
さらに皮膚の水分量は角質層という皮膚の一番うえの部分に15〜20%、角質層よりも下の皮膚に60〜70%含まれております。
なぜこれだけの差があるかというと角質層のすぐ下にバリアゾーンという膜があり、その内と外の水の行き来を防いでいるからなのです。
まず角質層は外界の湿度に左右されやすく、湿度が高いと外界から水分を吸収して潤い、反対に今頃のように空気が乾燥していると水分がどんどん蒸発してしまいます。
角質層の水分量が10%以下になるといわゆるドライスキンと呼ばれ、潤いのないかさかさ肌になってしまうのです。
皮膚のなめらかさを保つには角質層に充分な水分、油分があることが大切です。
私たちの皮膚にはもともと3つの保湿因子が備わっています。
まず一つ目が角質細胞内にNMF(天然保湿成分)と呼ばれる種々の成分の混合体、二つ目がセラミドなどの細胞間脂質、そして三つ目が皮脂膜です。
NMFが角質細胞内に水分を維持し、角質細胞の周囲にある角質細胞間脂質が水分をはさみこみ、さらに皮膚表面を覆っている皮脂膜が水分の蒸発を防いでいるのです。
気象条件、加齢、体質因子、過度の洗浄、内臓障害、睡眠不足、エアコンのきかせすぎ、などなどによりこれらの保湿因子にトラブルが起こり乾燥皮膚になるものと思われます。
早めに原因を把握し、適切な処置をしてこれからの季節を快適に過ごしたいものです。
(安田利顕著美容のヒフ科学参照)

# by tohgihifuka | 2006-10-09 20:10 | 診療日誌

診療日誌−過去記事3

 
夏に意外と多いやけど!
今年は梅雨明けが遅かったですが明けた途端に一気に真夏日、猛暑が続いております。
この季節、意外と多いのがやけどです。
夏休みで家庭でのお手伝い、キャンプや戸外でのバーベキュー、花火など大人も子供も一緒になって火を使う機会が多いからでしょう。
だれかがやけどなど事故をおこすと楽しいはずの夏休み行事がいっぺんでつまらなくなりますね。
さらには炎天下、水着のうえに何も着ないで海水浴や日光浴、釣り、ビーチバレーやサーフィンを思いっきり楽しんだあとは地獄・・・
まっかに日焼けしさらにはみずぶくれができて一睡も出来なかったと駆け込んでくる若者が毎年結構います。
こうしたやけどの事故を防ぐには、
まず子供さんに火を使わせる場合、大人が傍にいて充分注意をしてあげること、火の怖さを知った上で正しい扱い方を学ぶことが何より大切ですね。
多くの場合、大人の注意が散漫した時に事故が起こっています。
もしやけどをしたら、いろんなものを付けないでとにかく流水で充分に冷やすことが大切です。
どのくらいの時間冷却したかでやけどの深さがある程度左右されます。
ガスの爆発など広範囲のやけどの場合は速やかに救急の手配をしてください。
花火のやけどは一瞬ですが深いことが多いです。
花火の最後の火玉が足のゆびの間に落ちて受傷するケースが多いのです。
小さな子供さんに花火を持たせるときは足が露出するサンダルではなくズックを必ず履かせてください。
海水浴や野外プールで泳ぐとき、また海辺で遊んだり、釣りをするときは日焼け止めを塗りさらに上からはおりものをすること、30分から1時間遊んだら日陰に入って休むことなど大人も子供も気を付けて楽しいバカンスを過ごしてください。

# by tohgihifuka | 2006-08-06 10:19 | 診療日誌

毛虫にご用心!
蒸し暑い日が続いております。
体調を崩しやすい時期ですね。
ここのところ虫による皮膚トラブルの患者さんが急に増えております。
虫と言っても種類はさまざまです。
一般的な蚊、ダニ、はちに加えめずらしいものではマダニ、百足による皮膚炎もこちら出雲では結構日常的に遭遇します。
草刈や庭木の剪定の時期となりチャドクガの幼虫(毛虫)に触れその毒針毛によって生じる毛虫皮膚炎が多発しております。
庭仕事をした当日ではなく1,2日遅れて激しい痒みをもつ紅いブツが、衣類から露出した部分だけでなく衣類に覆われた部位にも出現するのが特徴です。
どうやら毒針毛は衣類の線維の間からも侵入できるようです。
その特徴的な皮膚症状からすぐに診断は出来るのですが、まったく触れた覚えが無いのに症状が出現する場合もあり、患者さんが納得されず、よくよく聞いてみると洗濯物を干す場所が木の下であったり、また作業をした人の衣類を片付けたというエピソードもあります。
チャドクガの幼虫は庭木の中でも椿、山茶花、柿の木を好むようです。
チクチクとした激しい痒みを治すのには塗り薬のみでなく内服薬、ときには注射が有効です。
早めに皮膚科専門医を受診して楽になってください。
毛虫にご用心を!
# by tohgihifuka | 2006-06-26 21:49 | 診療日誌

自己診断は禁物!
ゴールデンウィークが終わったと思うと急に梅雨のような蒸し蒸しした天候となりました。
いよいよ“水虫”季節の到来です!
毎年連休を過ぎた頃から水虫の患者様が激増します。
といっても最近は暖房のきいた生活環境やブーツの流行のためか冬季でも水虫患者様の絶えることはありませんが・・・

「えっ、もう水虫のお薬塗ってきたんですか!」
こんな私のがっかりした声が診察室からたびたびもれる時期ともなりました。
多くの患者様は足に何か症状が出るとすぐに水虫と自己診断し、忙しさもあるためか安易に薬店で水虫の外用薬を購入して塗り始められます。
多少良くなればまだいいのですが、良くなるどころか逆にかぶれて悪化、さらには感染を起こしジクジク、パンパンの状態になって初めて皮膚科の門を叩くというケースのいかに多いことか!!
どんなに酷い症状で受診されてもなんにも付けていませんよ、という患者様はおおいに褒めて差し上げます!?
私ども皮膚科医はまずは必ず足の皮膚や爪から材料を採取し顕微鏡で白癬菌(水虫の原因菌)の有無をチェックいたします。
白癬菌が見つかれば水虫の確定診断が出来ます。
が、すでに市販の水虫薬などを外用しておられますとたとえ数日の塗布でも顕微鏡検査結果が正確に出ないことがあります。
つまり陰性の場合、本当に水虫ではないのか、あるいはもともとは菌が陽性だったのに水虫薬外用のために一時的にマイナスになったのかその時点では分からないのです。
そういう場合はよっぽど酷くなければ、1週間ぐらいなにもお薬を付けないで(wash out)受診していただき、再度検査をして確かめます。
足の湿疹のお薬と水虫のそれは全く違うものでどちらにも効くというわけではありません。
皮膚科を受診された時から即確実な治療に入るためにも、とにかく自己診断で外用をすることは止めてください!
実はそれが一番の早道なのです。
# by tohgihifuka | 2006-05-10 23:31 | 診療日誌

お肌、受難の季節
いよいよ4月!
三寒四温と昔から言われておりますが、日に日に春らしさが増してきました。

そこで気を付けたいのが紫外線!
気温の上昇よりも紫外線はずっと早くからその強さを増しているのです。
ここのところ特に思い当たる原因がないのに顔やくびの赤み、かさつき、痒みを訴えて受診される女性の患者さんが増えました。
冬からお肌の乾燥が続いているところに無防備で紫外線を浴び、トラブルを起こしているケースが多いようです。
春は暑くないので、紫外線対策を忘れてしまいがちですが、
思ったよりも紫外線は強いのです。
行楽シーズンに入り、外出する機会も多くなります。
たとえ車で出かけるときでも油断は禁物。

春の紫外線対策も忘れず念入りに しましょう。
# by tohgihifuka | 2006-03-31 22:07 | 診療日誌
にきびにレーザー
当院で導入しているレーザーCuria PLUSは脱毛、肌の若返り(スキンリジュビネーション)に効果を発揮しますがにきびの治療にもかなり有効です。
レーザー治療といえば、治療後皮膚にやけどの状態を起こしかさぶたが出来たりして、日常生活にかなり支障が起こるのでは?と思われているかもしれませんがCuria PLUSという機械は波長の長いレーザー光線ですのでダウンタイム(肌への侵襲)はほとんどありません。
赤みの強いにきびやしこりをもった大きなにきびにレーザーをポイント照射することで、治療後数日で赤みもしこりも取れてきます。
さらには毛穴がひきしまり、ニキビ跡の凹凸が目立たなくなります。
ニキビの出来にくい肌へと変化してゆきます。
ケミカルピーリングとのコンビネーション治療できめの細かい、透明感のある肌へと変わります。
しかしこれらの効果の出方や治療回数は個人差があります。
どのような治療を選択するかは診察の上、決定されます。
ご相談ください。
# by tohgihifuka | 2006-02-14 21:55 | 診療日誌

リンゴ病って?
インフルエンザの流行時期となりました。
皮膚科では昨年末からリンゴ病が小流行をしております。
リンゴ病って?
正式には伝染性紅斑といいます。
前駆症状はほとんどなくいきなり、両頬に蝶形または平手打ち様の熱を持った紅斑が生じ、顔に引き続いて1〜2日後に腕や下肢に網目状、レース状の紅斑が出現します。
ほっぺが真っ赤でまるでリンゴのようにみえるため“リンゴ病”と言われております。
原因はヒトパルボウイルスB19のヒトからヒトへの飛沫感染です。
小児を中心に流行しますが成人にも発症します。
特に妊婦の感染は胎児に問題が起こりますので要注意です。
冬から春にかけての流行が多く、流行周期はほぼ5年毎となってます。
皮疹は5〜10日ぐらいで消えますが、いったん消えた顔の紅斑が紫外線に当たったりすることでぶり返すこともよくあります。
また時に強い痒みを伴ったり、腕の腫れがなかなか引かないこともあります。
基本的には無治療でいいのですが、最近は赤みや痒みが強く、ウイルスによるアレルギー反応を呈しており治療の必要なケースが多いようです。
登園、登校は許可しております。
# by tohgihifuka | 2006-02-01 22:02 | 診療日誌

お肌の若返り
最近スキンリジュビネーションという言葉を耳や目にされたことはありませんか?
スキンは皮膚、リジュビネーションは若返りの意味です。
いつまでも若々しく、はりのある肌でいたい!というのは女性のみならず万人の永遠の願いといえるでしょう。
私たちの皮膚は生れ落ちてからというもの加齢や紫外線などの影響により、コラーゲン線維が衰え始め老化の道を歩み始めます。
その結果小じわやたるみが生じてくるのです。
コラーゲン線維は皮膚の真皮内に存在し、お肌にハリやツヤ、弾力を与えています。
衰えたコラーゲン線維にレーザーを照射し、コラーゲン線維を再生・増殖させ、お肌の内部から若返りを促す治療法がスキンリジュビネーションです。
当クリニックでは半導体レーザー、CuriaPLUSによるスキンリジュビネーションを行っております。
半顔照射したあとでの左右の比較により肌の引き締め、リフティングの効果をその場で実感していただけます。
またさらに翌日から肌のもっちりとした感じ、お化粧のりの良さもきっと感じられることでしょう。

外面の美しさだけでなく、もちろん心の若返りが大切なことは言うに及びませんが。

詳しくは受診のうえご相談ください。
# by tohgihifuka | 2006-01-22 15:37 | 診療日誌
待つ身の辛さ、待たせる身の辛さ
お正月気分がすっかり抜けた先週の土曜日は受診患者様が大変多く、待ち時間が長くて申し訳ありませんでした。
週休2日制が定着して以来土曜日は患者様がどうしても集中し、何とか待ち時間を短縮出来るよう診療の流れを工夫しております。
たとえば、ニキビの方は問診表をあらかじめ書いていただく、ベッド5台をフルに使いそのブースに患者様に診察の用意をして待機していただく、ポスター、パンフレットを活用する、お薬手帳で内服薬の確認をしておく、などです。
しかし、親切丁寧な診察や説明の姿勢を貫くとどうしても時間がかかってしまいます。
学校やお勤めの無い方はウィークデーに受診をと勧めますが、送り迎えの若い方の都合でやはり土曜日が良いとのこと。
一時間も二時間もじっと待っていてくださる患者様が来てくださることは真にありがたいことですが、今後もいろいろ工夫を重ね出来るだけ待ち時間の短縮に努めて皆様のかかりやすい医院を目指したいと思います。
# by tohgihifuka | 2006-01-15 23:33 | 診療日誌

成人式
新成人の皆様、おめでとうございます

こちら出雲市も合併以来初めての成人式が本日執り行われます。
昨年末ごろから成人式を控えた女性患者様がこの日のためにニキビをきれいにして欲しいとたくさん受診されました。
“期間限定の治療では満足のゆく治療効果が上がらないよ”、と説明しつつも同じ年頃の娘を持つ私、母心も出て熱心に治療(内服、外用、ケミカルピーリング)、ケアーの指導をし、なんとか皆さんきれいな顔で今日の日を迎えられました。
もともと20歳の肌は透き通るようにきめが細かくきれいですので治療のかいがあるというものです。
晴れやかな顔で診察を終え、写真見せてねと約束するその後姿に私も皮膚科医としての幸福感にしばし浸ります。
ただし、これからのケアーが大切なのです。
規則正しい食生活、睡眠、正しい洗顔、そのあとのスキンケアー、どれひとつもなおざりには出来ませんよ!
# by tohgihifuka | 2006-01-08 08:01 | 診療日誌
謹賀新年
新年明けましておめでとうございます
穏やかな元旦を迎え、今年も良い事がありそうな予感がします。
本年もスタッフ一同親切、丁寧、確実を診療目標にがんばりたいと思います。
よろしくお願いいたします。
# by tohgihifuka | 2006-01-02 16:45 | 診療日誌

診療日誌−過去記事2

 






夏に意外と多いやけど!

今年は梅雨明けが遅かったですが明けた途端に一気に真夏日、猛暑が続いております。
この季節、意外と多いのがやけどです。
夏休みで家庭でのお手伝い、キャンプや戸外でのバーベキュー、花火など大人も子供も一緒になって火を使う機会が多いからでしょう。
だれかがやけどなど事故をおこすと楽しいはずの夏休み行事がいっぺんでつまらなくなりますね。
さらには炎天下、水着のうえに何も着ないで海水浴や日光浴、釣り、ビーチバレーやサーフィンを思いっきり楽しんだあとは地獄・・・
まっかに日焼けしさらにはみずぶくれができて一睡も出来なかったと駆け込んでくる若者が毎年結構います。
こうしたやけどの事故を防ぐには、
まず子供さんに火を使わせる場合、大人が傍にいて充分注意をしてあげること、火の怖さを知った上で正しい扱い方を学ぶことが何より大切ですね。
多くの場合、大人の注意が散漫した時に事故が起こっています。
もしやけどをしたら、いろんなものを付けないでとにかく流水で充分に冷やすことが大切です。
どのくらいの時間冷却したかでやけどの深さがある程度左右されます。
ガスの爆発など広範囲のやけどの場合は速やかに救急の手配をしてください。
花火のやけどは一瞬ですが深いことが多いです。
花火の最後の火玉が足のゆびの間に落ちて受傷するケースが多いのです。
小さな子供さんに花火を持たせるときは足が露出するサンダルではなくズックを必ず履かせてください。
海水浴や野外プールで泳ぐとき、また海辺で遊んだり、釣りをするときは日焼け止めを塗りさらに上からはおりものをすること、30分から1時間遊んだら日陰に入って休むことなど大人も子供も気を付けて楽しいバカンスを過ごしてください。


 







# by tohgihifuka | 2006-08-06 10:19 | 診療日誌








毛虫にご用心!

蒸し暑い日が続いております。
体調を崩しやすい時期ですね。
ここのところ虫による皮膚トラブルの患者さんが急に増えております。
虫と言っても種類はさまざまです。
一般的な蚊、ダニ、はちに加えめずらしいものではマダニ、百足による皮膚炎もこちら出雲では結構日常的に遭遇します。
草刈や庭木の剪定の時期となりチャドクガの幼虫(毛虫)に触れその毒針毛によって生じる毛虫皮膚炎が多発しております。
庭仕事をした当日ではなく1,2日遅れて激しい痒みをもつ紅いブツが、衣類から露出した部分だけでなく衣類に覆われた部位にも出現するのが特徴です。
どうやら毒針毛は衣類の線維の間からも侵入できるようです。
その特徴的な皮膚症状からすぐに診断は出来るのですが、まったく触れた覚えが無いのに症状が出現する場合もあり、患者さんが納得されず、よくよく聞いてみると洗濯物を干す場所が木の下であったり、また作業をした人の衣類を片付けたというエピソードもあります。
チャドクガの幼虫は庭木の中でも椿、山茶花、柿の木を好むようです。
チクチクとした激しい痒みを治すのには塗り薬のみでなく内服薬、ときには注射が有効です。
早めに皮膚科専門医を受診して楽になってください。
毛虫にご用心を!

# by tohgihifuka | 2006-06-26 21:49 | 診療日誌







自己診断は禁物!

ゴールデンウィークが終わったと思うと急に梅雨のような蒸し蒸しした天候となりました。
いよいよ“水虫”季節の到来です!
毎年連休を過ぎた頃から水虫の患者様が激増します。
といっても最近は暖房のきいた生活環境やブーツの流行のためか冬季でも水虫患者様の絶えることはありませんが・・・

「えっ、もう水虫のお薬塗ってきたんですか!」
こんな私のがっかりした声が診察室からたびたびもれる時期ともなりました。
多くの患者様は足に何か症状が出るとすぐに水虫と自己診断し、忙しさもあるためか安易に薬店で水虫の外用薬を購入して塗り始められます。
多少良くなればまだいいのですが、良くなるどころか逆にかぶれて悪化、さらには感染を起こしジクジク、パンパンの状態になって初めて皮膚科の門を叩くというケースのいかに多いことか!!
どんなに酷い症状で受診されてもなんにも付けていませんよ、という患者様はおおいに褒めて差し上げます!?
私ども皮膚科医はまずは必ず足の皮膚や爪から材料を採取し顕微鏡で白癬菌(水虫の原因菌)の有無をチェックいたします。
白癬菌が見つかれば水虫の確定診断が出来ます。
が、すでに市販の水虫薬などを外用しておられますとたとえ数日の塗布でも顕微鏡検査結果が正確に出ないことがあります。
つまり陰性の場合、本当に水虫ではないのか、あるいはもともとは菌が陽性だったのに水虫薬外用のために一時的にマイナスになったのかその時点では分からないのです。
そういう場合はよっぽど酷くなければ、1週間ぐらいなにもお薬を付けないで(wash out)受診していただき、再度検査をして確かめます。
足の湿疹のお薬と水虫のそれは全く違うものでどちらにも効くというわけではありません。
皮膚科を受診された時から即確実な治療に入るためにも、とにかく自己診断で外用をすることは止めてください!
実はそれが一番の早道なのです。

# by tohgihifuka | 2006-05-10 23:31 | 診療日誌








お肌、受難の季節

いよいよ4月!
三寒四温と昔から言われておりますが、日に日に春らしさが増してきました。

そこで気を付けたいのが紫外線!
気温の上昇よりも紫外線はずっと早くからその強さを増しているのです。
ここのところ特に思い当たる原因がないのに顔やくびの赤み、かさつき、痒みを訴えて受診される女性の患者さんが増えました。
冬からお肌の乾燥が続いているところに無防備で紫外線を浴び、トラブルを起こしているケースが多いようです。
春は暑くないので、紫外線対策を忘れてしまいがちですが、
思ったよりも紫外線は強いのです。
行楽シーズンに入り、外出する機会も多くなります。
たとえ車で出かけるときでも油断は禁物。

春の紫外線対策も忘れず念入りに しましょう。

# by tohgihifuka | 2006-03-31 22:07 | 診療日誌








にきびにレーザー

当院で導入しているレーザーCuria PLUSは脱毛、肌の若返り(スキンリジュビネーション)に効果を発揮しますがにきびの治療にもかなり有効です。
レーザー治療といえば、治療後皮膚にやけどの状態を起こしかさぶたが出来たりして、日常生活にかなり支障が起こるのでは?と思われているかもしれませんがCuria PLUSという機械は波長の長いレーザー光線ですのでダウンタイム(肌への侵襲)はほとんどありません。
赤みの強いにきびやしこりをもった大きなにきびにレーザーをポイント照射することで、治療後数日で赤みもしこりも取れてきます。
さらには毛穴がひきしまり、ニキビ跡の凹凸が目立たなくなります。
ニキビの出来にくい肌へと変化してゆきます。
ケミカルピーリングとのコンビネーション治療できめの細かい、透明感のある肌へと変わります。
しかしこれらの効果の出方や治療回数は個人差があります。
どのような治療を選択するかは診察の上、決定されます。
ご相談ください。

# by tohgihifuka | 2006-02-14 21:55 | 診療日誌








リンゴ病って?

インフルエンザの流行時期となりました。
皮膚科では昨年末からリンゴ病が小流行をしております。
リンゴ病って?
正式には伝染性紅斑といいます。
前駆症状はほとんどなくいきなり、両頬に蝶形または平手打ち様の熱を持った紅斑が生じ、顔に引き続いて1〜2日後に腕や下肢に網目状、レース状の紅斑が出現します。
ほっぺが真っ赤でまるでリンゴのようにみえるため“リンゴ病”と言われております。
原因はヒトパルボウイルスB19のヒトからヒトへの飛沫感染です。
小児を中心に流行しますが成人にも発症します。
特に妊婦の感染は胎児に問題が起こりますので要注意です。
冬から春にかけての流行が多く、流行周期はほぼ5年毎となってます。
皮疹は5〜10日ぐらいで消えますが、いったん消えた顔の紅斑が紫外線に当たったりすることでぶり返すこともよくあります。
また時に強い痒みを伴ったり、腕の腫れがなかなか引かないこともあります。
基本的には無治療でいいのですが、最近は赤みや痒みが強く、ウイルスによるアレルギー反応を呈しており治療の必要なケースが多いようです。
登園、登校は許可しております。

# by tohgihifuka | 2006-02-01 22:02 | 診療日誌








お肌の若返り

最近スキンリジュビネーションという言葉を耳や目にされたことはありませんか?
スキンは皮膚、リジュビネーションは若返りの意味です。
いつまでも若々しく、はりのある肌でいたい!というのは女性のみならず万人の永遠の願いといえるでしょう。
私たちの皮膚は生れ落ちてからというもの加齢や紫外線などの影響により、コラーゲン線維が衰え始め老化の道を歩み始めます。
その結果小じわやたるみが生じてくるのです。
コラーゲン線維は皮膚の真皮内に存在し、お肌にハリやツヤ、弾力を与えています。
衰えたコラーゲン線維にレーザーを照射し、コラーゲン線維を再生・増殖させ、お肌の内部から若返りを促す治療法がスキンリジュビネーションです。
当クリニックでは半導体レーザー、CuriaPLUSによるスキンリジュビネーションを行っております。
半顔照射したあとでの左右の比較により肌の引き締め、リフティングの効果をその場で実感していただけます。
またさらに翌日から肌のもっちりとした感じ、お化粧のりの良さもきっと感じられることでしょう。

外面の美しさだけでなく、もちろん心の若返りが大切なことは言うに及びませんが。

詳しくは受診のうえご相談ください。

# by tohgihifuka | 2006-01-22 15:37 | 診療日誌








待つ身の辛さ、待たせる身の辛さ

お正月気分がすっかり抜けた先週の土曜日は受診患者様が大変多く、待ち時間が長くて申し訳ありませんでした。
週休2日制が定着して以来土曜日は患者様がどうしても集中し、何とか待ち時間を短縮出来るよう診療の流れを工夫しております。
たとえば、ニキビの方は問診表をあらかじめ書いていただく、ベッド5台をフルに使いそのブースに患者様に診察の用意をして待機していただく、ポスター、パンフレットを活用する、お薬手帳で内服薬の確認をしておく、などです。
しかし、親切丁寧な診察や説明の姿勢を貫くとどうしても時間がかかってしまいます。
学校やお勤めの無い方はウィークデーに受診をと勧めますが、送り迎えの若い方の都合でやはり土曜日が良いとのこと。
一時間も二時間もじっと待っていてくださる患者様が来てくださることは真にありがたいことですが、今後もいろいろ工夫を重ね出来るだけ待ち時間の短縮に努めて皆様のかかりやすい医院を目指したいと思います。

# by tohgihifuka | 2006-01-15 23:33 | 診療日誌








成人式

新成人の皆様、おめでとうございます

こちら出雲市も合併以来初めての成人式が本日執り行われます。
昨年末ごろから成人式を控えた女性患者様がこの日のためにニキビをきれいにして欲しいとたくさん受診されました。
“期間限定の治療では満足のゆく治療効果が上がらないよ”、と説明しつつも同じ年頃の娘を持つ私、母心も出て熱心に治療(内服、外用、ケミカルピーリング)、ケアーの指導をし、なんとか皆さんきれいな顔で今日の日を迎えられました。
もともと20歳の肌は透き通るようにきめが細かくきれいですので治療のかいがあるというものです。
晴れやかな顔で診察を終え、写真見せてねと約束するその後姿に私も皮膚科医としての幸福感にしばし浸ります。
ただし、これからのケアーが大切なのです。
規則正しい食生活、睡眠、正しい洗顔、そのあとのスキンケアー、どれひとつもなおざりには出来ませんよ!

# by tohgihifuka | 2006-01-08 08:01 | 診療日誌








謹賀新年

新年明けましておめでとうございます
穏やかな元旦を迎え、今年も良い事がありそうな予感がします。
本年もスタッフ一同親切、丁寧、確実を診療目標にがんばりたいと思います。
よろしくお願いいたします。

# by tohgihifuka | 2006-01-02 16:45 | 診療日誌

診療日誌−過去記事1

患者の心理!
いよいよ押し迫りました!
本年は28日(水)で診療を終了いたします。
開けて4日(水)から平常診療いたします。

例年のことですが、お正月が近づくとそれまで何ヶ月も治療をしていなかった患者様が久しぶりに受診されます。
こちらは久々に元気な顔を見させていただき安心したり、はてはご家族の近況まで聞いたり世間話に花が咲き、ついつい診療の流れがストップしてしまいます(~_~;)
お正月に薬がないと不安・・・というのがおおかたの患者様の理由ですが年末、お正月にかける思い入れの強さを毎年感じております。
やはり日本人でしょうか?
盆、正月に対する思い入れには特別な感情があるようですね。
日常診療の場でいつも私は“悪くなったときいつでもすぐに治療が出来るよう、手元に薬を用意しておくことが肝腎”と力説しておりますがこの年末現象もその成果?

とはいえ今年も何事も無く年の暮れを迎えることができ、皆様に感謝いたします。
どうぞ良いお年を!

 
# by tohgihifuka | 2005-12-29 10:54 | 診療日誌
 


男性型脱毛に有効な内服薬が発売されました!

今まで民間療法から医薬品まで多種多様な育毛剤が開発、発売されてきましたがその有効性に限界がありました。
今回内服薬として発売されたプロペシアという内服薬は脱毛の原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑える働きがあります。
従来の外用薬と違って、医師の処方するこの薬を根気良く内服し続けることで抜け毛の進行を抑え、男性型脱毛の改善効果が期待できるようになりました。
この薬は保険がききません。
皮膚科専門医を受診の上、費用、効果、副作用についてご相談ください。
当院では診察の上、適応の有無を判断し処方の場合は治療前、治療中、治療後の経過を写真に撮り経過観察いたします。
お気軽にご相談ください。



# by tohgihifuka | 2005-12-24 23:07 | 診療日誌


手あれ



 




12月にはめずらしい寒波襲来でここ2.3日は手あれ、あかぎれの患者様が急に増えました。
もともとアトピーのある方はもちろんのこと、小さな子供さんをお持ちの若いママ、看護師、介護士、調理師、美容師、保育士、農家の方、主婦などみなさん一日中手を休めることなくお仕事をなさっておられる方々です。
診察の時、私が必ずお尋ねすることがあります。
“手袋をお使いですか?”
驚くことに、多くの患者様が手袋を使っておられないか、使っていると答えられる方もよく聞いてみると完全ではありません。
プロのお仕事の方も主婦の方も最大限手袋を着用してご自分の手をご自分で守らないとお薬だけでは治りません。
私も主婦の端くれですが、炊事のときはゴム手、プラ手を駆使しております。
洗剤使用時はもちろんのこと、ゆがいたほうれん草をしぼる、イカをさばく、パン粉をつける、エビの皮むきなどなど、素手でしたことはありません!!
石鹸洗剤を使っておりますが必ず5〜10倍に希釈して使っております。
荒れて本来のバリアーが無くなった皮膚にはお薬で人工的に脂の膜を作り外からの刺激を遮断して守らないといけませんね。
当院ではパウダーフリー、環境ホルモンを出さないプラスチック手袋を安価でお分けしております。




# by tohgihifuka | 2005-12-17 21:16 | 診療日誌
















CuriaPLUS



今日は診療が終わってからスタッフとCuriaPLUSの勉強会を遅くまでしました。
スタッフ皆、顔のリフトアップを実感しました。
明日から患者さんに自信をもっておすすめできます!
CuriaPLUSはニキビ、レジュビナションにとても効果のあるレーザー治療機です。



# by tohgihifuka | 2005-12-13 21:28 | 診療日誌
















乾燥



寒くなりました。こちら出雲では朝から小雪がちらついています。
この時期になると乾燥からくる肌のトラブルを訴える患者さんがとても多くなります。
暖房をきかせすぎないこと、洗いすぎないこと、上手に保湿をすることが大切ですね。




# by tohgihifuka | 2005-12-12 13:00 | 診療日誌

<< | 2/2PAGES |