皮膚の乾燥

 
乾燥からくるお肌のトラブル!!
 昨夏の猛暑に続く異常気象のためか、この冬は記録的な厳冬が続き、私たちの全身をおおう皮膚も潤いのある正常な状態が維持できずトラブルの続出のようです!
ここのところ、お年寄りの乾皮症に限らず、比較的若い女性の方々が全く理由が分らず朝起きてみると突然に顔全体が赤く腫れ、ほてり感、ひりひり感、つっぱり感を訴えて受診される方がおおいようです。
よくよく聞いてみると、エアコンのファンのすぐ下で長時間仕事をしているとか、かさかさするのでそれを取り除こうとごしごし擦って洗顔する、朝冷たいのでアツイお湯で洗顔するとか、乾いたお肌にとって良くないことの連続・・・さらにいつも通りの保湿しかされてない!

私たちの体の水分量は体重の60〜75%といわれております。
この量は加齢とともに減少します。
さらに皮膚の水分量は角質層という皮膚の一番うえの部分に15〜20%、角質層よりも下の皮膚に60〜70%含まれております。
なぜこれだけの差があるかというと角質層のすぐ下にバリアゾーンという膜があり、その内と外の水の行き来を防いでいるからなのです。
まず角質層は外界の湿度に左右されやすく、湿度が高いと外界から水分を吸収して潤い、反対に今頃のように空気が乾燥しなおかつ屋内の過剰な暖房のため、皮膚から水分がどんどん蒸発してしまいます。
角質層の水分量が10%以下になるといわゆるドライスキンと呼ばれ、潤いのないかさかさ肌になってしまうのです。
皮膚のなめらかさを保つには角質層に充分な水分、油分があることが大切です。
私たちの皮膚にはもともと3つの保湿因子が備わっています。
まず一つ目が角質細胞内にNMF(天然保湿成分)と呼ばれる種々の成分の混合体、二つ目がセラミドなどの細胞間脂質、そして三つ目が皮脂膜です。
NMFが角質細胞内に水分を維持し、角質細胞の周囲にある角質細胞間脂質が水分をはさみこみ、さらに皮膚表面を覆っている皮脂膜が水分の蒸発を防いでいるのです。
気象条件、加齢、体質因子、過度の洗浄、内臓障害、睡眠不足、エアコンのきかせすぎ、などなどによりこれらの保湿因子にトラブルが起こり乾燥皮膚になるものと思われます。
(安田利顕著美容のヒフ科学参照)
とにかく、保湿を充分に心がけこの季節を乗り切りましょう!
保湿剤、化粧品はご自分のお肌に合ったものなら何でもいいかと思いますが、当方でもすぐれた保湿剤を勧めておりますのでお気軽に相談してください。